若者贅沢旅

休日、それは労働者の歓喜。この日、労働者は人間となり前向きな気持ちで未来を眺めるのである。

【ANAで行く!】シェラトン香港ホテル&タワーズの全貌 ハーバービュールームからの眺望はいかに

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 大学一年生の時に見たヴィクトリアハーバー越しに煌めく夜景は、無造作にばら撒かれた宝石のようで息を呑んだ。大都会の中では青い空が抜けて見えただけでとても気持ちが良いけれども、ビルに囲まれながら海が見えるというのは港町の特権だ。

 大学四年生の時、再び香港を訪れ今度は何処から夜景を見るかということになってまずはリッツ・カールトンのバーへ。モダンでスタイリッシュ、若者が好きそうな音楽が爆音で流れるその空間には、上質を知り尽くしたような白人たちが優雅に食事していた。俺はあそこまでいけるかな、未来に対しての挑戦状を勝手に受け取ったような気分だった。108階とかだっただろうか。高さのあまり夜景を見るには少し物足りない気がした。その次の日、今度はシェラトンホテルのバーは行ってみようということになった。そごうの上にあるこのホテルは見た目も地味だし、さほど期待していなかったのだがその期待は軽々と打ち砕かれたどころか、この場所は現在なお私が知る中で世界一好きな場所であり続けている。私が香港に取り憑かれるきっかけとなったこの宿を今回、旅行記のような形で紹介させていただく。

 

とにかく早く。せっかく行くならば、一刻も早く到着したい。そんなせっかちな需要は旅客にもビジネス客にもあるようで、香港エクスプレスだったり全日空には羽田発の深夜便が用意されている。NH821便。今回我々が搭乗した便である。00:55分羽田発、04:30分香港着。こんなに早く着いてどうする?とも思ったが、海沿いを散歩すればいいじゃないかと、とにかく早く着くこの便を選択。仕事が終わり、さっさと家に帰っても十分に間に合うありがたい出発時間だ。

 

羽田空港では、ANAラウンジに立ち寄る。f:id:skytravelar:20200505174309j:image

特段腹が減っているわけではなかったが、なぜか白いご飯までしっかり腹に詰め込む。ワインを飲みたいという思いに始まり、しかしいざ飲み始めると口寂しくなり結果ずいぶんたくさん食べたものだ。

搭乗時間を迎え、意気揚々と機内へ。機材は767-300。古い!まあ古いねこれは!と、とにかく年季を感じさせる機内である。f:id:skytravelar:20200505174610j:image

しかし、所詮は四、五時間。それに、もう良い子は眠る時間。古いエコノミーでも大丈夫さ。

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機内食。これは、果たして何ご飯だろうという時間帯であるに違いないが、これをまた全て食べてしまったというのはもうほとんどミステリーである。機内食が食べれないという人が一定数いるようだが、私はこれを食べることができる人種で良かったと心から思う。楽しい。旅先へ向かう飛行機の中というのは本当に楽しくて仕方がない。少しは眠らなくてはならない時間だが、あいにくこのシートは人を眠らせるためには設計されていない。何とか頭まで潜り切っただろうかというほどの浅い眠り、あるいはこれはもはや覚醒であるが、香港に到着した。

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よし、素早く荷物が出てきたぞ!!いやしかし、、こんな4時台に着いて荷物が早く出てきて何になるよ。スターアライアンスはスタイリッシュだなあ、などと思いながらホテルへの道を行く。

 

香港国際空港から、街の方へ行くのであればまずは香港エアポートエクスプレスに乗ることになる。

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この、悪くない特急電車に乗って九龍(カオルーン)駅を目指す。20分ほどで着く。荷物置き場もあるし、確実に座れるといっていい混雑具合なので、案外快適に過ごすことができる。成田エクスプレスよりは快適でないけれども、安いし、そして本数が多いので良しとする。

ところで、香港空港に早く着いたのは良いものの、始発までは少し待つことになる。1時間くらいだろうか。少し空港内をウロウロして時間を潰そう。カオルーン駅からホテルに行く場合、ホテルがチムサーチョイの辺りならばもうだいぶ距離が近いのでタクシーで行ってもそんなにお金はかからない。しかし、メジャーな行き先に対しては無料のシャトルバスが出ている。このシャトルバスは極めて運転が荒く、速度を下げさせるために道路上に作られた凹凸を減速なしに通過してしまうので、初めて乗る場合は身の危険を感じるだろう。香港スピード。香港はどうやらせっかちな人が多いみたいだが、どうやら運転技術は確かなようだ。

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バス乗り場へは案内表示に向かって簡単にたどり着ける。係員がいるのでホテル名を告げれば乗り場を教えてくれる。早朝にもかかわらずバスを15分間隔くらいで出してくれているようだ。

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シェラトンまでは10分くらいで着く。超高級ホテルといった風格はないけれども、快適なステイは十分に予感させるエントランスである。朝まだ8時前。とりあえず荷物を預けて散歩にでも行こうかと思えば、なんともう部屋の準備ができているとのこと。

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年会費3万円強のこれを持つだけで付与されるゴールドステータスの効果なのか、あるいはオンラインで予め到着時刻を知らせていたためなのか、あるいはその両方が効いた形なのかは分からない。このカードに興味があればこちらを参照していただきたい。入会者に対しいつも手厚いキャンペーンを行なっている。

http://amex.jp/share/u09H3?CPID=100220471

さて、今回予約したのはシティビューの部屋。

しかしここはこの赤いカードが力を発揮して、高層階のハーバービューをアサインされた。この部屋が本当に素晴らしかった。広さに関していえば、そもそもこのシェラトン香港はそんなに間取りに余裕があるタイプのホテルではない。観光客で賑わう街のど真ん中に建てられたシティホテルという雰囲気である。だから、部屋も広々という感じではないがしかし決して狭いとは思わないだろう。ちょうどいい大きさという印象がある。30平米くらいをイメージしていただけると良いだろう。部屋には大きな窓、そしてこの窓から覗く景色こそこのホテルの全てである。f:id:skytravelar:20200505181014j:image
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目が覚めれば、夢にまでみた香港の絶景が惜しみなく飛び込んでくる。本当に素晴らしい。色々なホテルに泊まったことがあるけれども、僕はこれ以上に部屋からの景色に感動したことはない。香港にまた行くときは絶対にシェラトンと、そう決めている。もう、部屋から出なくてもいいか。引きこもろうか。本気でそう思ってしまうくらい、感動的な景色なのだ。

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デスクも作業には十分。この水は無料ではないので注意が必要だ。
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洗面台もスタイリッシュ。
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バスも、シャワーブースが別になっているのでバスタブではしっかり寛ぐことができる。文句なし、素晴らしい!!少しゴロゴロと、また寝心地が素晴らしく良いベットを転げまわり、朝食を食べに行く。シェラトンには、ビュッフェが二つある。二階のロビーの隣、もしくはよるにはスカイラウンジとして利用されている最上階である。景色を見にはるばる日本からやってきた私は、迷うことなく上へ。

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いやあ!これはすごい。ハーフビュッフェのような形でメインはしっかりこのようなプレートでくる。その他には自分でサラダなら中華惣菜などを食べられる上に、スパークリングワインも無料で飲める。あまりに優雅な朝であった。

 

さて、このホテルの中はこのような形で私が求める全てがあるのだが、このホテルにこだわる理由が他にもある。それは、立地の良さである。

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北の半島部分と、南にある香港島の二つに大きく分かれている中で、このホテルは半島側の南端にあるチムサーチョイというエリアに位置する。こここそ、香港の目抜き通りであり、街歩きが非常に楽しいエリアである。このようなエリアにホテルがあると、一旦出回って疲れてきたらホテルに帰って休み、そしてまた出かけるという動き方ができるので非常に利便性が良い。特に、二泊三泊の旅行ともなれば、遊んだ後電車でホテルまで戻る時間は少し惜しい。だからこそ、目抜き通りに位置し地下鉄までも徒歩1分のこのホテルを私は選び続ける。

 

この宿なら、時間がなくても香港という地の魅力を味わい尽くすことができる。全ての瞬間、自分は香港にいるのだと感じささてくれる。またこの宿に行ける日が待ち遠しくてならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【検証】ウェスティンホテル大阪からの夜景はいかに

ウェスティンホテルといえば皆さま、どのような印象をお持ちでしょう。

私は、スモール・ラグジュアリーという印象を持っています。華やかだが、しかし華やか過ぎるということはない。洋調の美しいインテリアは、豪華絢爛というよりは品のいい感じ。このホテルが人間ならば、きっと性別は女性だろうなと。そんな印象を受ける華奢で繊細なホテルであります。私自身は天井が高くとっても広いロビーがあるようなメガホテルが好みなので、実はこのウェスティンの華奢さというのはあまり魅力に感じないのですが、しかし今回、大阪旅行の滞在先としてこのウェスティンホテルが選ばれたのには理由があります。

 

⓪大阪キタエリア、大阪駅、梅田駅から近い!

大前提の立地は、大阪駅から無料シャトルバスが出ているとのことです。徒歩だと7分。

 

①夜景への期待

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ウェスティン大阪のホームページを訪れると、大阪最高峰の夜景、というキャッチコピーと出会います。なるほど、これはなかなか耳障りの良い言葉です。大阪という街は、お笑いやグルメなど極めてコンテンツに富んだ街であることは間違いありませんが、しかし一方で夜景が綺麗な街であるという側面を忘れてはなりません。

 

②比較的リーズナブル

今回、デラックスダブルというお部屋で料金が2名で24000円程度。広く名の知れた高級ホテルにしては、なかなかリーズナブルです。

 

③アメックス SPGカードを保有していること

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ホテルやマイルを愛する人たちの間では不動の地位を獲得しつつあるこのカード。スターウッド系のホテルに泊まるとなれば、その効力が爆発します。

  ◉異様にポイントが貯まる

まず、決済で100円=6ポイント=2マイル

それに加えて宿泊ポイントとして、

宿泊額の12.5%のポイントが積算されます。

すなわち、例えば今回のように20000円ほど支払うならば、支払いで400マイル、そして宿泊ポイントが2500ポイント、すなわち800マイル超。よって、これだけで1200マイル相当を獲得することができます。

 

  ◉部屋の空き状況に合わせアップグレード

  ◉レイトチェックアウト

  ◉レストランで15%オフ

 

いやあ、、これはすごいですね!

このカードに興味を持った方は是非、こちらを覗いてみてください。

http://amex.jp/share/u09H3?CPID=100220471

ホテル、飛行機好きの方必見です!

 

さて、では実際に宿泊した感想を続けていきますね。

 

◉立地、どうでしょう

 

大阪駅からは宣伝通りのシャトルバスで。道路の構造上、距離のわりに時間がかかっているという印象がありました。所要時間5分ほどでホテルに到着です。

 

◉ロビー、どうでしょう

 

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こちらはロビーの写真です。スモールラグジュアリー、とはこのことか。納得のロビーです。暖炉なんかもあって、なかなか世界観があります。とにかく、品が良い印象です。私は格好つけて、Burberryの白いトレンチコートで行きましたが、一切から回る心配はありません!着たい服きて行きましょう。一方で、客層についてはこのロビーに似合った雰囲気かというとそうでもありません。客層ばかりは、値段を如実に反映してしまいますね。気になる方は、リッツやコンラッドへGOです。

 

◉お部屋、どうでしょう

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今回、予約したのはデラックスダブルというお部屋。広さは41平米と十分で、低層階の位置付けです。私がみたときに最も安く予約できる部屋がこれだったので、ひとまずこちらを予約。

さて、今回も漏れなく先ほど紹介したカードの特典が効いて、お部屋はラグジュアリーダブルのお部屋にアップグレードされました。  

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上質、そして余裕のあるお部屋。しかし今回、コーナーの部屋にも空きがあることを聞き、ぜひそちらにと変更をさせていただきました!

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コーナーの部屋だと、こちらに写っている窓二枚に加えこの手前にも一枚あるので、そのパノラマの破壊力は凄まじいですね!

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大阪駅方面の窓からは、こんな景色。ひしめき合う高層ビルが、素敵な夜を演出します。

そして、ウェスティンホテルといえば忘れてはならないのがこだわりのアメニティ。

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このヘブンリーシリーズと呼ばれるアメニティは、非常に上質です。高級感漂うバスルームの作りも合わせて、非常に優雅なバスタイムとなることでしょう。

 

◉総じて、どうでしょう

 

まず、快適であることは間違いありません。夜景も、素晴らしい。しかし、ある一線を超えた高級ホテルだけに漂う魅力みたいなものがあるか、と言えばそういう感じではありませんでした。今回払った金額に、ちょうど相応のクオリティという感じ、と言ったら分かりやすいでしょうか!ちょっと上質なシティホテル、そんな印象でした。

 

◉終わりに

 

ウェスティン大阪ホテルは、ほとんど隣接するような形で梅田スカイビルがあります。その最上階には、スターダストという名の素敵なバーがありました。

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丸い窓からは、素敵な淀川ビューを楽しむことができます。お泊まりの際にはぜひ!

 

それではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

羽田近郊、ビジネスホテル対決 〜京急EXホテル品川 vsリッチモンド横浜駅前

羽田近郊、今回は値段を抑えるべくビジネスホテルに泊まりたい。そう思った時、果たして最も理に適った宿は何処だろうか。予算は、一泊一部屋一万円未満。しかし、APAホテルよりはワンランク上がいい。すると、まずはビジネスホテルの王様として、あいつが君臨する。 

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(ホームページより)

 

ご存知、京急EXホテル品川である。羽田まで快速特急で15分程度、圧倒的な地の利に加えて、ビジネスホテルとは呼び難い立派な施設。

シングルルーム、最も安い部屋でもこんな感じ。

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部屋には、とっても余裕がある。そして、家具の調度も素晴らしい。安っぽさが一切ない。正直、品プリの安い部屋に泊まるくらいなら絶対にこっちの方がいい。

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ユニットバスは至って普通だが、浴槽は広く十分に寛ぐことができる。

 

そして、このホテルの特筆すべき特徴は施設そのものに入居するテナントの秀逸さである。

まず、当然のようにコンビニのような売店がある。そして、複数のレストラン、バー、そしてハンバーガー好きにたまらないのは、あのTGI Fridaysが直結で入居していることだ!THANKS GOD IT’S FRIDAY!!!!

さらに、ほぼ直結といって良い位地にはシンガポール料理屋がある。全てが、このホテルの中で完結する。素晴らしい!!

 

さて、こいつに対抗できるやつなんているのか?私もそう思っていたが、横浜駅徒歩2分にあるリッチモンドホテルは思いのほかに良かった。そもそも、羽田空港横浜駅を結ぶ高速バスはかなり充実している。時刻表を見るまでもなく、所要時間も20分強。これはなかなか近い。京急のごちゃごちゃが嫌いな人には、これは有り難い。実は、私も京急のごちゃごちゃが嫌いな一人である。何だろうかあのひしめき合う感じ、、空いていても漂う窮屈感は、、以下は、お部屋とロビーの様子。

 

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どうだろうか。まず、このホテルは非常に新しい。そのため、部屋にはかなり清潔感がある。そして、狭すぎないのがいい。バストイレ別というのも、人によっては嬉しいだろう。


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そして!ちゃっかり!アメニティがミキモト。これは、、女性客には嬉しいはず!ちなみに購入もここでできる。

 

入居テナントは、二階のロイヤルホスト、一階に薬局、そして徒歩30秒でファミリーマートがあるなど、こちらもなかなかの充実ぶりである。

 

どうだろう。両ホテル、なかなか上質なビジネスホテルであり、ステイそのものを楽しむことができる。羽田近郊に宿を求めるのであれば、おすすめの二宿を紹介させていただいた。

 

 

 

 

 

 

 

JAL SKY SUITE787で行く、ハワイ 〜エコノミークラス、それでもやはり快適であってほしい〜

ハワイに旅行するとなれば、考えなければならないことが沢山ありますね。その中でも大きいのは、どのエアラインで行くかという点です。

日本からハワイに行くとなれば、以下の航空会社が主流でしょう。

 

日本航空 JAL 

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日本人のハワイ旅、といえばこの航空会社です。ジャルパックでハワイへ。リゾート旅は全てここから始まりました。写真は787-9ですね。現在飛んでる飛行機の中で、乗るということになれば私はこの機材が一番好きです。最近では国内線の空でもお目にかかりますね。

 

全日空  ANA

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続いてこのANA。日本ホノルルという見方では、名古屋や関空、福岡といった空港からもホノルル線を飛ばしているJALがマーケットシェアで上回っておりますが、成田ホノルルという話になると、現在はANAがトップ。それもそのはず、全二階建て超大型機のA380が一日2便も飛んでいくのですから!

 

デルタ航空

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お次はデルタ航空。ホノルル空港では、デルタの767をよく目にしますね。日系キャリアよりも航空運賃が安いことが多いです。乗り慣れていない方からすると、米系キャリアのサービスは少し不安に感じるかもしれませんが、しかしデルタ航空も最近ではプレミアムなイメージ戦略を積極的に行なっております。無論、日本語が話せる乗務員が必ず数名は乗務しているので過度に不安がることもありません。特にこだわりがないのなら、この選択も大いにアリかと思いますね。

 

その他、ハワイアン航空や、大韓、チャイナエアラインも価格を抑えるという意味では良い選択肢ですね。

 

さて、前置きが長くなってしまいましたが今回の主役は、JAL SKY SUITE仕様の787です。ハワイへ行くなら、この機材を狙ってみても良いのではないでしょうか!以下、そのメリットをあげていきますね。

 

◉2名がけの窓側シート

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(写真は、Aviation Wireより)

 

上記が、シップ内の写真です。座席配列が2-4-2の横8席。実はこれ、なかなか太っ腹な座席配列です。というのも、例えば競合ANAの787国際線シート配列は、3-3-3の9席。JALの方が、余裕を持ったシート配置にしていることが分かりますね。そして、2名がけとなると嬉しいのはカップルです。2人だけで座れるか、その隣に何者かが座るのか。その差は大きいです。

 

◉大きな窓、コントロールされた湿度と気圧

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787は、お客さま想いの飛行機です。ホノルルまでのフライトは、行きは6時間、帰りは8時間強となかなかのロングフライトで、その快適さは到着後の体力に大きく影響してきます。この787は、機内の湿度や気圧が地上に少しでも近いものになるよう設計されております。そして、窓が大きいのもありがたいですね!しかも、日差しが眩しいと思ってシェードを下ろしても、電気シェードなので外が見えるというのも嬉しいです。

 

 

JAL SKY SUITEの実力

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エコノミークラスに新しい快適を。そのコンセプトが体現されたJAL SKY SUITEのシートは、スカイトラックス社のベストエコノミークラスアワードを長年にわたり受賞しております。エコノミーでありながら、安っぽい印象は受けません。モニターも大きい。画質も良い。食事も、エコノミーの機内食にしてはかなり美味しい。

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赤ワインや白ワイン、スパークリングワインももちろん注文できますし、ホノルル線限定でJALスカイロワイヤルというカクテルを注文できます!これは、国内線で出しているキウイジュースをスパークリングで割ったカクテルで、とても爽快なお味です。

 

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いかがだったでしょう。ハワイへ行くのにJAL787はタイヘンおススメです。機材によって値段が変わるわけでもありませんし、出発時刻もさほど変わりません。機材で便を選ぶ。この選択は、賢いと思いますよ!

 

 

 

 

 

 

JALカードCLUB ESTは20代必携クレジットカード!

どのクレジットカードを持つのか。誰もが直面するこの大問題に対して一つのソリューションとなり得るのがこの、JALカードCLUB ESTであります。 

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(JALホームページより)

 

▪️このカード、誰にとってお得?

 まず、このカード最大の特徴は20代限定であるということ。これは、20代のうちにJALカードをメインカードとして保有してもらうことで、ロイヤリティを高めるという航空会社の戦略ですね!すなわち、航空会社としては20代限定で多くの特典を盛り込んでこのカードを打ち出しているわけです。

 それでは、もう少し具体的に、、どのような20代はこのカードを持つべきなのか。マイル、クラスJシート、空港ラウンジ、ビジネスクラス。まず、これら並べた語彙に体が反応してしまうタイプの方々。これはもうこのカードを持つ他にないでしょう。しかしこのカードをこうしてオススメするのには他にも理由がありまして、それはクラスJシート?ラウンジ?そんなものには全く興味がない。俺はただ、お得に旅がしたいだけだ。そんな人たちが持っても、十分に効果を発揮するという点にあります。

 

▪️このカード、何がすごい?

 

    ◉ 年会費 7700円  

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これは、JAL普通カードの年会費2200円にクラブエストの年会費5500円を加えたもの。提携ブランドをamexにした場合、基本の年会費が6600円になります。ちょっと高い?いや、大丈夫。この先を読んでくれれば、年会費が十分に回収できることに気づくはずです。

 

ちなみに、このクラブエストはJALカードに更なる機能をつけるイメージ。ですから、例えば普通カード意外のclub-a、club-aゴールド、あるいはプラチナカードにもくっつけることができます。それぞれのカードの年会費+エストの年会費というイメージになります。以下に書くメリットは、全て普通カードでも享受できるメリットになります!

 

   ◉年に5回、サクララウンジを使用可能

航空会社ラウンジ、それは日頃から頻繁に飛行機を利用する人しか入ることができない場所で、カード会社のラウンジとは異なります。JAL国内線のサクララウンジでは、上質な空間でビール類を含むフリードリンクと、ちょっとしたスナックを楽しむことができます。 

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写真は、JALホームページより頂戴した松山空港サクララウンジの写真です。いかがでしょう。空港では飛行機に乗るまでの待ち時間が生まれることがほとんどで、その時間を、お金を払うことなくこんな空間で過ごすことができる。なかなかのメリットではないでしょうか!レストランに行くほどお腹は空いてないけれど、どこかで少し休みたい。そんな時にラウンジを使えば、スタバ代が浮きますね。

 ちなみにサクララウンジの入室条件を満たしたいと思っている方々にとって、このカードを保有するほど簡単なことはありません。本気でステータスを獲得していくという話になれば、20.30万円くらいは航空券に対しての出費が必要になるのです。

 

   ◉毎年、5000eJALポイントをプレゼント

これ、すごいですよね。このポイントは、JALのウェブサイトから航空券を購入する際に1ポイント1円として使用できるのですから、5000円もらってるのと何ら変わりませんね!するともう、クラブエストの年会費5500円はほとんど吹き飛んでしまいました。

 

※ちなみにこのサービスは、2020年7/1以降の入会を境に変更となります!上記以降は、2500マイルの付与に変更となります。1マイル1.5eJALポイント相当と考えると、少し割りが悪いでしょうか。しかし、マイルは使い方次第でその価値が爆発します。この変更は、例えばビジネスクラスの特典航空券を狙っている人たちにすれば有り難いことですね!

 

 

   ◉マイル有効期限の延長

マイル有効期限が、36ヶ月から60ヶ月に延長します。一朝一夕に溜まるものではないだけに、この延長は意外と有り難いです。年に2万マイルずつ貯めることができたとして、5年続ければ10万マイル。ファーストクラスの特典航空券にも交換できますね。ちなみに、年に2万マイルなんて、、と思った方、これくらいは案外余裕で溜まりますよ!継続的にマイルを貯めて、派手に特典交換したい方には、特におすすめと言えるでしょう。

 

  ◉ボーナスマイル

 まず、入会後のファーストフライトに対するボーナスマイルとしてEST分の1000マイルが積算されます。

 そして、毎年の初回搭乗のボーナスマイルとして1000マイルが加算されます。

 そして、全フライトに対してボーナスマイルが5%積算されます。

 これらは微力ながら、有り難いものになるでしょう。というのも、1マイルは最低でも1.5円分の価値があり、これは使い方次第では跳ね上がります。最低でも、というのは何かというとe JALポイントに交換する場合を指しています。10000マイルは、15000eJALポイントに交換することができ、このポイントは航空券を購入する際に15000円分のポイントとして使用できるわけです。そう考えると、毎年の初回搭乗で1000マイルが加算されるというのは、1500円のキャッシュバックとほぼ同じ同義ですね!

 

     ◉ボーナスフライオン 2000

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そもそもフライオンポイントとは、JALの中でのステータスを決定するための指標です。毎年の初回搭乗時、ボーナスフライオンが2000付きます。ちなみに、JALカード自体も初回ボーナスフライオン5000を付与しておりますので、一回フライトするだけで7000フライオン+搭乗分のフライオンが加算されることになるのです。羽田千歳を特番割引で飛んだ場合、片道で8000フライオン以上が積算されることになるわけです。最初のステータスであるクリスタルが30000フライオンですから、ひとっ飛びでだいぶ近づくことになりますよね。

 

     ◉JALショッピングマイルに無料入会!

JALショッピングマイルとは、通常200円で1マイル積算されるマイレージが、100円で1マイルになるというものです。そして、特約店では2倍たまります。例えば、JALウェブサイトで20000円分の航空券を購入した場合、通常200マイルのところ、400マイルが積算されるというわけです。皆さん、月々10万円くらいはカードを切るでしょうか。その場合でも、1000マイルの差が生まれるわけです。一年で、12000マイル。この差は大きいですね。

 

     ◉JALビジネスクラスカウンター使用OK

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国際線利用時、ビジネスのチェックインカウンターを使用できます。エコノミーのカウンターがかなり混雑している時などは、このメリットは有り難いでしょう!とは言いつつ、ビジネスクラスのカウンターも混んでいる時は混んでるのでこのメリットは意外と薄い気もしますが!

 

 

いかがでしたでしょうか!なかなか心踊る内容ではないでしょうか。JALをメインで使う方ならば、作って損になることは決してないと保証できる内容に仕上がっていると言って良いでしょう。20代のみに与えられたこの特権、ぜひ使っていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

羽田近郊宿!横浜ロイヤルパークホテルという選択〜

時に、満員電車の20分とガランと空いた高速バスの60分が同じくらい、もしくは後者の方が短く感じることも少ないということを踏まえると、男がどこに宿を取るかという問題についてはもっと柔軟に考える必要があった。いや、そんなことを言ったところで空港のターミナルから伸びる直結型のホテルに叶うものはないのだが、それに伴うどことない味気なさを男は嫌った。明朝早く、彼は羽田空港から那覇へ旅立つ予定であった。ふと、品川プリンスを押さえとけ、スイートとまでは言わないが、、という文句が男の脳裏に浮かんだ。

「いや、品プリは好ましくないなあ」

偉そうに独り言を吐き捨てた。ロビーは、開放的でなければならないという男の宿選びの鉄則に、そのホテルは叶っていなかった。落ち着きがないこの男は、閉塞感を嫌った。天井が低かったり、あるいは窓が小さかったりするともう、子供のように落ち着きを失ってしまい、普段は謙虚に生きているものの突如として現れる横柄さに全てが飲み込まれる。そして、「狭い」だとか「窮屈だ」などと言葉を並べることで自身の不満を表現するなり、どんよりとする。すると、男は指をパチンと鳴らした。何かを閃いたことは明らかだった。

「あそこしかない!」

急に、男の顔は晴れやかになった。軽快な足取りは春の日にぴったりであった。

 海。これほど開放的なものが他にあるだろうか。どこまでも静的でありながら、しかし絶え間なく動いている海の様子を眺めることの安らぎは誰もが知るところであるだろうが、男の生きがいは皮肉なことにも”何もしない”ことであることを踏まえると、海をぼんやり眺めることの意義は異様に大きいのであった。

「お待たせいたしましたMさま。本日のお部屋は62階、スカイリゾートフロアのお部屋でございます」

キーを受け取った男は天井の高いロビーに大変満足しながら、エレベーターでぐんぐん上がっていった。ああ、やはりこの宿はいい。シティホテルに違いはないが、その重厚感に微塵も劣らぬ開放感がある。

「ああ、これだよ、、これ」

部屋の広さ、家具の調子、窓の大きさ、その先に広がる景色。全ては男の理想に適ったものであった。自らの心をどこまでも広がる穏やかな水面に合わせるようにして、彼は大きなベッドで安らかな眠りについた。以下に、彼が収めた写真の幾つかを掲載しておくこととしよう。

special thanks for 横浜ロイヤルパークホテル

 

 

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JAL 国際線機材クラスJのすすめ

日本航空国内線ならば、どの運賃であれ1000円で当日アップグレード可能なクラスJ。

 

優先搭乗や、ラウンジ使用などの特典は特についてこないけれども、ただ、椅子が広くなる。

しかし、フットレストがあり、また普通席よりもリクライニングが効くこの座席は常に1000円を支払う価値があるものと私は思う。

 

殊、国際線使用機材のクラスJともなれば話は変わってくる。なぜならそれは、国際線ビジネスクラスのシートだから。

 

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JL3049 成田–千歳線は、私の知る限り毎日国際線使用機材が使われる。機内wi-fiが使用できないというトラップを孕むけれど、それを上回る上質なひと時を楽しむことができるはず。

この路線、いつも空いているのでクラスJでも隣人がいない可能性があり、そうするともう何一つ不愉快なことのないフライトを楽しむことができる。